柿渋和紙の雪駄

19,800円

※お届け先住所の地域によっては、送料がかかります。

発送予定日:ご注文確認後30日以内に発送

各販売者への問い合わせ方法は こちら
商品について問い合わせる

商品の説明

触ったことない!素材で一つ上のオシャレを楽しむ雪駄を作りました。

素材から手作りのため、一つ一つの表情が違います。

数もたくさんお作りできません。

きっと誰とも被らない、あなただけのオシャレを自慢できます。

植物100%の奈良時代からある和紙「杉原紙」を何度も何度も柿渋染し、耐久性と耐水性を強化。

革のようなしなやかな和紙で見た目とその触り心地のギャップに驚きます。

帋屋の雪駄はカジュアルや着物ももちろんですが、モードな装いや人とは違うオシャレを楽しみたい人にもピッタリです。

サラサラとした肌触りや、柿渋特有の時間によって変化していく風合いをおたのしみください。

①植物(楮・コウゾ)100%の手漉き和紙「杉原紙」(兵庫県無形文化財)を手作業で柿渋染などをした帋屋-KAMIYA-オリジナルの柿渋和紙を使用。

帋屋の柿渋和紙はこんにゃく芋を糊状にしたものを数回塗り、石灰水で茹で、水洗いして天日干しした後、柿渋で染めと天日干しを数回繰り返し、媒染し、蒸して、天日干しという工程を経て、柿渋和紙が出来上がります。

・杉原紙

杉原紙は奈良時代から存在しており、江戸時代には武士を中心に広まり、武家を象徴する和紙でした。近代には西洋紙の流通により、大正時代には姿を消し「幻の紙」と呼ばれるようになりましたが、昭和初期に再びルーツを調べ、兵庫県多可町が杉原紙の起源と判明し、杉原紙の製造方法の研究がなされ復活しました。

杉原紙は歴史的に屏風、神輿などに使われ、公用紙、献上品など高級紙として使われてきました。

杉原紙の原料は楮(コウゾ)という植物の樹皮だけを原料とするため、強靭さや独特の手触りがあります。

現在、杉原紙を製造する多可町立杉原紙研究所では、「一戸一株運動」という町民全世帯参加で、町民が楮を植え、それを原料として紙を製造する運動を行い、杉原紙を作るための材料はほぼ地元でまかなえる状態にまでなっています。

失われた伝統技術を地元の人たちの力で復活させ、その継続にも地元の人たちが力を合わせ今に繋いでいるのが杉原紙なのです。

参考:https://sugiharagami.takacho.net/

・柿渋

原料は渋柿です。まだ青い未成熟の柿を収穫し、突き臼や粉砕機で砕き、樽の中に貯蔵して 発酵させ、圧搾して「生渋」(きしぶ)をとります。 それをさらに熟成させたものが「柿渋」となります。

「柿渋」の効果

※防水効果

※抗菌、防虫、防腐効果

※消臭作用

※耐久性強化

「柿渋」の使用例

柿渋は10世紀頃から存在しており、衣類に使用されていた記録が残っています。

その後、使用例としては外壁の塗装や建物の建材などに塗装として使われ、ほかにも水中で用いる魚網や釣り糸、使用されています。

また紙に塗って乾燥させると硬く頑丈になり防水機能も有するようになるため、うちわや傘、紙衣の材料として用いられ、現在でも紙工芸の素材としとしても重要です。

木材や布、皮革、紙などに塗り、使い込む程に色や風合いの経年変化を楽しめます。

「柿渋」と環境

化学物質を含まず天然素材のみで出来た、人体に無害な染料です。柿渋染料は燃やしても、そのまま廃棄できます。そのため環境汚染の問題やサステナブルの観点から、今注目されている染料のひとつです。

・柿渋和紙

和紙に柿渋を塗ることで、強度を増し、防水機能を持つことが出来ます。そのことから、江戸時代には雨合羽や着物、傘などに使われるようになりました。柿渋紙は柿渋を塗り、天日に当てる作業を何度も繰り返すことで、色が定着し、色の深みを増すとともに、強度、防水性を増します。

繰り返しの作業により、柿渋は和紙の繊維の中に染み込みます。柿渋の中のタンニンが固体化すると、あわせて紙自体も固定化されます。

水分が抜けることで固定化されるため、水による収縮も少なく、強い紙となります。使うほどに柔らかくなり、経年変化により色が濃く味わい深くなっていきます。

原料となる和紙、柿渋ともに天然の材料から作られていることから環境にやさしく、人に優しい素材です。

参考:https://www.osugi.co.jp/kakisibu.htm#feature

※あくまで柿渋の特徴であり、弊社で実証実験などは行なっておりません。

②鼻緒には高級車にも使用されているエシカルレザーを使用。

国産の高級車で良く採用されている、ポリカーボネート性ウレタン材料(※3)を100%使用しているので、非常に高い耐加水分解性と耐久性を持っております。

およそ10年以上もの間、外観はもちろん、伸縮性やしなやかさにも、目立った変化を起こすことがありません(※4)

※3: 非常に耐久性の高い樹脂で、カーポートの屋根などにも使用されています。
※4: 車両内装に要求される厳しい規格をクリアしております。

環境負荷物質や発がん性物質、環境ホルモンに該当する化学物質は使用せず、環境にもやさしい素材です。

参考:https://sobagni.jp/sobagni

③室内外で使用可能。お出かけにもお部屋にも。

底部分のソールは室内外問わずお使いいただけます。 濡れた地面にも滑りにくく、フローリングの床を傷つけにくい素材です。

利用シーン

シックなスタイルから、室内のくつろぎスタイルまで、

さまざまなシーンでお使いいただけます。

帋屋-kamiya-

兵庫県明石市の小さな工房で、1300年以上の歴史を持つ兵庫県の「杉原紙」を素材とした柿渋紙を製作しています。

古くからの製法で、柿渋染めと天日干しなどを交互に幾度も繰り返すことにより、一見すると紙とは思えぬ独特の質感と耐久性を持つ新しい素材が生まれます。

自然から生まれた無垢な素材は、手に取って使ってみてこそ、その良さが実感できるもの。

時代や国境を超えても変わることのない普遍的な美しさを追求しています。

時を経るに従って、変わっていく色味や質感はあなたの個性として刻まれ、さらなる愛着が生まれます。

やわらかさと丈夫さを兼ね備えた杉原紙に、古くから伝わる天然染料・柿渋を何度も塗り重ねながら、世界中の人々の生活に溶け込むプロダクトになるようにとの願いを込めました。

植樹によって増産可能な多年生の楮(こうぞ)を用いてつくられ、使用後は自然界に循環するから森林を破壊せず、将来の生態系にリスクを与えることもありません。自然と共存していくことや百年先の環境への配慮も帋屋の大切なテーマです。

商品の仕様

S(8寸・23㎝〜24㎝)
M(8寸6分・25㎝〜27㎝)
L(9寸・27㎝〜28㎝)

重さ:450g

生産国:日本

価格:19,800円(税込)

注意点・リスク:全て手作業で行なっているため、一つ一つ表情が異なります。

染めムラや染料が固まっている部分などがある場合があります。

キズ物ではございませんのでご了承くださいませ

※色は黒と茶の2色からお選びいただけます。
※サイズはS とMとLの3サイズからお選びいただけます。
※Sサイズの裏面は、花柄のソールになります。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。

タグ

販売者

シェア

プロジェクト

ずっと履きたくなる肌触り!職人の手仕事で一つ一つ作った、革のような和紙で作る雪駄

ずっと履きたくなる肌触り!職人の手仕事で一つ一つ作った、革のような和紙で作る雪駄

  • 手漉き和紙を使い、柿渋染めなど古来の手法で染め上げた和紙でできた、一つ一つ手作業の雪駄
  • 一見、皮革のようでありながら、サラサラとした気持ちいい履き心地
  • サスティナブルな素材(和紙・エシカルレザー)を使用し、環境にも配慮。

帋屋-kamiya-

関連商品