商品の説明

木製で電源が不要のスマートフォン用スピーカー「MUKUNE」（ムクネ）

スタンドスペースに差し込むだけ。

それがスマートフォンを音源としている事を疑ってしまうようなボリューム感のある音が聴こえます。

　無垢と言って真っ先に思い浮かべるのは、花嫁衣装の白無垢ではないでしょうか。表裏純白の絹糸で仕立てられたその衣装はサンスクリット語の意味が表すとおり、汚れの無い純真、純愛を示しています。

　木材で無垢と言えば、接着や組木によって2つ以上の部材を合わせるのではない、1つの木の塊を意味します。MUKUNEは正に1つの木の塊、無垢材から削り出されたスピーカーです。無垢材から削り出されたという点だけ言えば、今までも類似の製品はあったでしょう。MUKUNEは5軸制御NCルーターにより三次元加工で削り出された世界初※のスマートフォン用木製無電源スピーカーです。今までの木製無電源スピーカーは手加工機やＸＹＺ軸しか制御できない（３軸）ＮＣルーターを使っていたため、いくつかのパーツで構成されていたり、無垢材から削られていたとしても単純な穴しかあけられませんでした。もちろん、それが悪いわけではありません。小さな筐体の中で最高の音量を出すため、MUKUNEの共鳴路は単純な穴ではなくホーン構造になっています。また、継ぎ目が一か所もないので、意図しない共振や音漏れを許さず、その曲線美は一見の価値があります。

※2017年5月当社調べ。5軸制御NCルーターによる三次元加工製品に限る。

ブナの丸太（上）と製材した板（下）。

　工場長古川が吹奏楽をしている愛娘へのプレゼントにそのプロトタイプは生まれました。プロトタイプは2016年、第1回木のある暮らし・木工品プロダクトコンペにて「ヒビキスギ」の名で出品され、展示推薦作品に選ばれました。

ヒビキスギ（プロトタイプ）：響き杉、材料が山形県産の西山スギだったため

　その後、自社製品としての発売を目標に様々な試行錯誤を行いました。樹種を再検討し、外形、スタンドスペース、共鳴路の形状を変更し、何より上下2部材に分かれていた本体を無垢材からの削り出しにしました。

今までに試した材種

　その行程で、音響のテストを幾度となく繰り返し、音の増幅を最大限※に引き出しました。是非、デモ動画をご覧ください。（※当社調べ。MUKUNEから50ｃｍの位置で何もない状態とMUKUNEにiPhoneを挿した状態を周波数ごとに比較。周波数の最適値では20㏈以上、平均でも10㏈以上の増幅。）

5軸ＮＣルーターによる3次元加工での木製スピーカーの製作は世界初です。

加工の様子の一部はYou tubeでもご覧いただけます。

書斎や会社のデスクに

キッチンで料理をしながら。

ベッドサイドでも。

無電源なので、屋外でも。

外形サイズ：幅120ｍｍ奥行90ｍｍ高さ41ｍｍ

スタンドスペースサイズ：幅81mm奥行き13mm深さ15mm

材種：山形県産ヤマザクラ

オイル仕上げ：食品衛生法適合

注意事項：

・天然素材のため、節、木目、色味が1点1点違います。

・オイル仕上げ特有の「におい」がありますが、人体に影響を及ぼすものではありません。

・商品の仕様、規格などは予告なく変更される場合があります。

・商品の色はご使用のディスプレイの環境や印刷の都合上、実際の色とは異なる場合があります。

・高温多湿または直射日光が当たる場所、冷暖房機の近くでの使用はお控えください。

・1つ1つ手仕上げのため、サイズに多少の誤差がある場合があります。