そんな気持ちにMakuake STOREが応えます。
ジャンルに精通した究め人がテーマごとに最新トレンドやムードを解説。
そのお話をもとにMakuake STORE内で 実際に買えるオススメのアイテムを ご紹介するので、今の自分の気分に ピッタリ合っていて、しかもトレンドをおさえたアイテムに出会えるはず。
いつものオンラインショッピングよりも、ずっと楽しいお買いもの、体験してみて。
スタイリスト。
文化服装学院卒業後、広告、雑誌、テレビなど各種媒体でスタイリストとして活躍。特にアウトドアの造詣が深く、その知識や経験からメーカーの商品開発やコラボ企画などにも参加。自らのブランドも持ち、まさにアウトドア業界のトレンドのど真ん中にいる人。
スタイリスト。
文化服装学院卒業後、広告、雑誌、テレビなど各種媒体でスタイリストとして活躍。特にアウトドアの造詣が深く、その知識や経験からメーカーの商品開発やコラボ企画などにも参加。自らのブランドも持ち、まさにアウトドア業界のトレンドのど真ん中にいる人。
今日のテーマはアウトドアファッション。僕の専門中の専門領域ですね。
まずは今日までの歴史をザッと振り返って見ましょうか。
日本のファションの中にアウトドアが登場したのは、アメリカへの憧れから始まったアメカジ文化のころ。
それまでは登山家たちや各種フィールドを専門にする人たちのためにあったアウトドア用品。
それが「ファッションの一部」として輸入、認知されたのがアメカジブームではないでしょうか。
アウトドアテクノロジーを使ったフリースやアンダーウェアなどがアウトドアシーンだけでなく、日常の衣類として定着しました。
これはまさにアウトドアテクノロジーのライフライン化ともいえる現象。
そして今は、アウトドアのために開発された機能性素材を名だたるハイブランドがファッションの素材として取れ入れるのがスタンダードになるまでに至っています。
防湿透湿の概念を生み出した「Gore-Tex®︎」に代表されるように機能性素材がファッションの中に自然と溶け込んでますよね。
焚き火ブームに乗るかのように相乗効果で難燃性素材を使ったファッションアイテムが来ています。
難燃性素材とは、文字どおり燃えにくい素材のことですが、以前は消防士さんが使うような銀ピカな素材感のものばかりでした。
ですが今は、素材の特性がわからないようなビジュアルなので、焚き火をするときだけ!といわず、普段づかいももちろんできます。
焚き火をするからそのために買うというよりは、焚き火もできるかっこいい服があるから買うというテンションに変化していますね。
素材のブームでいうと、宇宙ものも見逃せない。
「NASAも使っている」なんていわれるとなんだかときめきませんか!?
テクノロジーを着るのは一つのブームですね。
どれだけ過酷な状況で耐えられるか?というのがアウトドアアイテムの一つの使命や指標なのですが、アウトドアショップではない一般的な洋服屋さんのアイテムにもエベレスト登頂に耐えられる素材が使われているのがまさに今なんですよ!
おそらくエベレストに登るつもりでそれを買う人はいないはず。
高度な素材を普段使いの洋服にまで使われているのが今どきアウトドアの特徴かもしれません。
この流れでもう一つ顕著なのがソロキャン。コロナ禍において、キャンプ場としてもグループの人数を制限して営業せざるをえない状況が続いた。
だからソロキャンとか少人数のキャンプが定番化したのもこのごろの特徴といえるかと。
ウエアに限らず、テント、チェア、コッヘル……アウトドアアイテムは全部サンドベージュやカーキなどのアースカラーが圧倒的人気を誇っています。
商品の色展開にこの色がない場合は、カスタマイズするほどの流行ぶりです。
そしてそこへ入れ込む差し色で遊ぶ。これが僕の中では最高に今のムードだと思います!
流行りのアースカラーコーデにアクセントを入れることでよりアースカラーのムードを楽しめると思いますよ。
キャップの上にニット帽、さらにその上にシェルやフーディーを被るなど、重ねて魅せる感じです。
ってことで、アウトドアファッションというカテゴリーはもはやないのではないか?というほど、ファッションの世界にアウトドア要素は溶け込んでいます。
それがまさに今のムードなんだと思います。
一人でふらりとキャンプに出かけるのに抵抗が少ない人が本当に増えました。
ソロキャンではとことんモノ、機能にこだわる人が多いですね。
こんな感じでたくさんの人がアウトドアを楽しむようになり、目的も多様になったのもあって、キャンプならではの遊び系たとえばSUPとかトレイルランとかアクティビティに集中するためにキャンプにかける手間や時間をとことん減らす時短・ミニマリストな人とキャンプをすること自体にじっくり手間をかける・面倒を楽しむ人と二極化しているのも面白い傾向なんです。
「使い捨て段ボールグリル」がある一方で、ライターや着火剤すら使わず火おこしをするためだけの「火吹き棒」がある感じです。
道具もそれぞれに特化していっている感じです。
スタイリング・撮影:平 健一
ポートレート撮影:寺澤太郎
「アウトドアファッション」のコレ、トレンドを押さえた
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