「今、あなたがMakuake STOREで欲しいものはなんですか?」
「今、あなたが
Makuake STOREで
欲しいものはなんですか?」
インタビュー 2022.10.31
各方面で活躍する人たちに実際に聞いてみました。思い入れのあるお買いものエピソードや今欲しいものの話から、気になるあの人のことをもっと知ることができるはず。だってお買いものは、今の気分や買いもの哲学、つまり人生をリアルに映し出すものだから。
料理研究家・植松さんの仕事場であるキッチンを覗くと、たくさんの台所道具が目に入ってきます。
壁にはいろんな種類の鍋やざるがかかり、棚上には菜箸、木ベラ、レンゲがイタリアのアンティークジャーにぎっしり。ワイヤーシェルフにはトング、鍋、すり鉢、計量カップの数々が整然と並んでいます。
「国内外の旅先や買い物先でかなりの熱量で買い物をするので、その後すぐにその場所に立ち寄った人たちに“買うべき品物が全部買われていて何もなくなっていた!”なんて言われることもあります。大げさですよね?笑 そのくらい買い物は好きです。
あじけないものは嫌いで、海外のものなら作り手の魅力が感じられるものや、その地域の文化や歴史を感じるアンティークアイテムなど、ムードや雰囲気、ストーリー性があるものに惹かれてつい手に入れたくなってしまう。
旅先での物との出会いは一期一会。チャンスは逃さないとばかりに買っているので、“たくさん買いまくる!”という印象が周りの人に残っているのかもしれません。とある著名なスタイリストさんがそんな私のことを「買い物ブルドーザー」ですって! (否定できない)」
「たしかにたくさんの買い物をしますが、今手元にあるものたちは、買った後に実際に使ってみて良いと確信して選ばれ、残されたもの。必ず自分自身が使用したときの心地よさ、快適さが実感できるものだけを暮らしの中に残すようにしています。
ごく一部ですが、見た目がいいだけでなんの実用度もないものもあったりは、します。」
Makuake STOREで植松さんが購入したいと思ったアイテムのラインナップは、仕事柄のキッチンアイテムを中心としつつも雑貨も混じり、そのジャンルはさまざま。
「キッチン周りの道具は、いつもの買い物と同じくやはり使い勝手のよさとか心地よさを大切にして、五感が気持ちいいと感じるものを選んでいるかもしれません。
たとえばすり鉢なら、ゴマをするときにフワッと立ち昇る香り。たこ焼き器なら、外がカリッとしていて中がトロッとした食感。それぞれの料理の良さを最大限引き出すように考えて作られたアイテムを欲している気がします。
そしてキッチンアイテムの場合は、使うシーンやそのアイテムを収納するイメージまで持って買うことが多いです。いくら使用するときに五感が刺激されて心地よくても、キッチンがごちゃごちゃとして片付いていなければ、それが視界に入って居心地悪く感じるのは嫌なんです」
「キッチンアイテム以外で欲しいものは、自分の暮らしの中での実感が強く出ているかもしれませんね。サウナハットは先日サウナに行って、頭皮を守るものが欲しい!!と強烈に感じて、今とっても欲しいもの。この商品の良いところはサウナの中ですごく熱くなって困るロッカーのキーを入れるポケットがついているところです。リアルな体験にもとづいて些細なことまでよく考えられている、そういうアイテムが大好きです」
「海外旅行でも日常でも便利そうなトラベルポーチは、きっとサウナハットと同じ理由で惹かれているんだと思います。旅行先や生活の中で生まれるリアルな困りごとを解決してくれて、もっと快適に過ごせる工夫が詰まっているから。しかも色の展開がキレイなのが嬉しいポイントですよね。パッと目に入る色が美しいと、使っている日々の気持ちも上がります。色違いで買って、子どもとお揃いで使えますし。使い方やシーンに広がりを感じられたり、買った後の心地よさが想像できたりすることは私の買い物スイッチを押すポイントかも」
「子どもが生まれたことで今まで気にかけていなかったアイテムに目が行くことも増えました。たとえば【スマホシマ箋】。私は自宅で仕事をすることが多いので、オンとオフを作るのがとっても難しくて。子どもとの時間をしっかり取らなくちゃ!と思ってもついつい携帯を見てしまうのが気になっていたんです。そしたらMakuake STOREで【スマホシマ箋】を発見! まさに今の自分の気分にぴったりで欲しくなりました。可愛くてユニークなアイテムで携帯を見られないようするなんて、日常の悩みをクスッと解消できていいですよね。悩みを楽しさに変えて過ごせそう」
「実用面はもちろん、身の回りに置いて五感が心地いいと感じるかどうかが自分のもの選びの基準であることに改めて今回気づきました。私はとことん快楽主義なのかもしれませんね」
と笑う植松さんのお買い物は、日々の生活と五感を大切にしながら、自身の経験にもとづく揺るぎない審美眼に真摯に向き合う行為なのかもしれません。
※本文中の写真は全て撮影時のみマスクを外しております
撮影/寺澤太郎
植松良枝さんのお気に入りリスト