平 健一
スタイリスト。文化服装学院卒業後、広告、雑誌、テレビなど各種媒体でスタイリストとして活躍。特にアウトドアの造詣が深く、その知識や経験からメーカーの商品開発やコラボ企画などにも参加。自らのブランドも持ち、まさにアウトドア業界のトレンドのど真ん中にいる人。
こんにちは〜、平です。ぼくはファッションやアウトドアに関係する仕事をして長いのですが、年を追うごとにアウトドア業界がどんどん活況になってきているのを感じます。特にここ数年の盛り上がりはすごい。今回のテーマの「炎で遊ぶ」のジャンルももちろんです。
最近のアウトドア業界のトレンドに大きく影響を与えたものは意外にもコロナの流行があります。たとえば、リモートワークで家にずっといるので、少しでも自然の環境や要素を感じたい人たちがベランダでキャンプを楽しむグランピングを始めたり、逆にリモートワークの場所の選択肢の一つとしてキャンプ場があったり。僕が実際にキャンプしているところでも、キャンプ場でポータブル電源に繋いでパソコン作業をしている人をよく見かけるようになりました。
つまり、アウトドアが日常の中に入ってきているというか、アウトドアと家との垣根がなくなってきているんです。家とキャンプが垣根レスという流れでは、キャンプ道具を使って家のなかでも炎というか光を楽しんだりする道具も増えました。 この流れでもう一つ顕著なのがソロキャン。コロナ禍において、キャンプ場としてもグループの人数を制限して営業せざるをえない状況が続いた。だからソロキャンとか少人数のキャンプが定番化したのもこのごろの特徴といえるかと。一人でふらりとキャンプに出かけるのに抵抗が少ない人が本当に増えました。ソロキャンではとことんモノ、機能にこだわる人が多いですね。
こんな感じでたくさんの人がアウトドアを楽しむようになり、目的も多様になったのもあって、キャンプならではの遊び系たとえばSUPとかトレイルランとかアクティビティに集中するためにキャンプにかける手間や時間をとことん減らす時短・ミニマリストな人と、キャンプをすること自体にじっくり手間をかける・面倒を楽しむ人と二極化しているのも面白い傾向なんです。「使い捨て段ボールグリル」がある一方で、ライターや着火剤すら使わず火おこしをするためだけの「火吹き棒」がある感じです。道具もそれぞれに特化していっている感じです。
撮影:寺澤太郎
こんにちは〜、スタイリスト平です。ぼくはファッションやアウトドアに関係する仕事をして長いのですが、年を追うごとにアウトドア業界がどんどん活況になってきているのを感じます。特にここ数年の盛り上がりはすごい。今回のテーマの「炎で遊ぶ」のジャンルももちろんです。
最近のアウトドア業界のトレンドに大きく影響を与えたものは意外にもコロナの流行があります。たとえば、リモートワークで家にずっといるので、少しでも自然の環境や要素を感じたい人たちがベランダでキャンプを楽しむベランピングを始めたり、逆にリモートワークの場所の選択肢の一つとしてキャンプ場があったり。僕が実際にキャンプしているところでも、キャンプ場でポータブル電源に繋いでパソコン作業をしている人をよく見かけるようになりました。
つまり、アウトドアが日常の中に入ってきているというか、アウトドアと家との垣根がなくなってきているんです。家とキャンプが垣根レスという流れでは、キャンプ道具を使って家のなかでも炎というか光を楽しんだりする道具も増えました。
この流れでもう一つ顕著なのがソロキャン。コロナ禍において、キャンプ場としてもグループの人数を制限して営業せざるをえない状況が続いた。だからソロキャンとか少人数のキャンプが定番化したのもこのごろの特徴といえるかと。一人でふらりとキャンプに出かけるのに抵抗が少ない人が本当に増えました。ソロキャンではとことんモノ、機能にこだわる人が多いですね。
こんな感じでたくさんの人がアウトドアを楽しむようになり、目的も多様になったのもあって、キャンプならではの遊び系例えばSUPとかトレイルランとかアクティビティに集中するためにキャンプにかける手間や時間をとことん減らす時短・ミニマリストな人と、キャンプをする事自体にじっくり手間をかける・面倒を楽しむ人と二極化しているのも面白い傾向なんです。「使い捨て段ボールグリル」がある一方で、ライターや着火剤すら使わず火おこしをするためだけの「火吹き棒」がある感じです。道具もそれぞれに特化していっている感じです。
撮影:寺澤太郎
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