植松良枝

料理研究家。四季を大事にして旬の素材を生かした料理、旺盛な好奇心で国内外の料理を食べ歩いて蓄積された味と知識・技術に裏付けられたレシピにファン多数。長年のライフワークである農園での野菜・ハーブの育成や、キッチンを中心とした道具使いなど、料理のことは幅広くおまかせあれ!の人。


はじめまして、植松です。今回は料理上手になれる調理器具のお話。基本的な道具を買うときはさほど悩まずにすみますが、さらに料理上手になりたいなと思ったら次に何を買おうかな?と迷いやすいものですよね。 今のムードでいうとおうちでお魚を食べるシーンが増えているので、魚をさばけるようになるアイテムがいいと思います。コロナ禍で外食が減って自然と自炊の機会が増えました。しかも、今まで魚料理を外食で済ませていた人なら、家で肉料理ばかり食べるというわけにもいかなくなってきてい
るわけです。自分で魚をさばければ、旬を知ることができたり、QOLが上がったり、もちろん料理の腕が一気に上がったりします。

そして自炊が増えて使用頻度が上がったものといえば、ズバリ包丁。スムーズに気持ちよく作業ができるので、包丁をよく切れる状態にしておくのはとてもいいことなんです。スパッと切れる包丁で作業するだけで、料理が上手くなったと感じると思います。だから包丁を研ぐのはおすすめ。いきなり砥石で包丁を研ぐのは難しいなと感じる初心者の人なら、シャープナーを購入してこだわりの包丁をベストな状態にしておくといいですよ。切れない包丁で料理をするよりも料理上手になる近道です。 あと最近は、調理から食卓までシーンを超えて使う器具も人気がありますね。たとえば、レストランなどの厨房で見かけるサーバー、ミニトングなどです。使い勝手が優れたキッチン道具というものは自然と機能美に秀でているので、食卓にそのまま出しても様になるんですよね。調理用・食卓用と分けなくてもいいので作業効率も上がります。機能や見た目に優れたシーンレスなアイテムを持っておくのはおすすめです。 最後に、特にここのところのブームで、そんなに簡単に料理上手になれちゃうの!?というのがシトラスやチーズのゼスター・グレーター(すりおろし器)です。これは、レモンの皮やチーズをすりおろす道具なのですが、食卓に料理を出したあと、みんなの前で料理の仕上げとしてささっとすりおろすパフォーマンスはその見た目はもちろん、食卓にパッと広がる香りで一気に料理の印象が上がります。 いい道具、便利な道具を味方につければ、効率的に作業ができるのはもちろん、調理中の気分も上がって、今よりワンランク上の料理上手さんになれると思います。

撮影:寺澤太郎

植松良枝

料理研究家。四季を大事にして旬の素材を生かした料理、旺盛な好奇心で国内外の料理を食べ歩いて蓄積された味と知識・技術に裏付けられたレシピにファン多数。長年のライフワークである農園での野菜・ハーブの育成や、キッチンを中心とした道具使いなど、料理のことは幅広くおまかせあれ!の人。


はじめまして、植松です。今回は料理上手になれる調理器具のお話。基本的な道具を買うときはさほど悩まずにすみますが、さらに料理上手になりたいなと思ったら次に何を買おうかな?と迷いやすいものですよね。 今のムードでいうとおうちでお魚を食べるシーンが増えているので、魚をさばけるようになるアイテムがいいと思います。コロナ禍で外食が減って自然と自炊の機会が増えました。しかも、今まで魚料理を外食で済ませていた人なら、家で肉料理ばかり食べるというわけにもいかなくなってきてい
るわけです。自分で魚をさばければ、旬を知ることができたり、QOLが上
がったり、もちろん料理の腕が一気に上がったりします。

そして自炊が増えて使用頻度が上がったものといえば、ズバリ包丁。スムーズに気持ちよく作業ができるので、包丁をよく切れる状態にしておくのはとてもいいことなんです。スパッと切れる包丁で作業するだけで、料理が上手くなったと感じると思います。だから包丁を研ぐのはおすすめ。いきなり砥石で包丁を研ぐのは難しいなと感じる初心者の人なら、シャープナーを購入してこだわりの包丁をベストな状態にしておくといいですよ。切れない包丁で料理をするよりも料理上手になる近道です。 あと最近は、調理から食卓までシーンを超えて使う器具も人気がありますね。たとえば、レストランなどの厨房で見かけるサーバー、ミニトングなどです。使い勝手が優れたキッチン道具というものは自然と機能美に秀でているので、食卓にそのまま出しても様になるんですよね。調理用・食卓用と分けなくてもいいので作業効率も上がります。機能や見た目に優れたシーンレスなアイテムを持っておくのはおすすめです。 最後に、特にここのところのブームで、そんなに簡単に料理上手になれちゃうの!?というのがシトラスやチーズのゼスター・グレーター(すりおろし器)です。これは、レモンの皮やチーズをすりおろす道具なのですが、食卓に料理を出したあと、みんなの前で料理の仕上げとしてささっとすりおろすパフォーマンスはその見た目はもちろん、食卓にパッと広がる香りで一気に料理の印象が上がります。 いい道具、便利な道具を味方につければ、効率的に作業ができるのはもちろん、調理中の気分も上がって、今よりワンランク上の料理上手さんになれると思います。

撮影:寺澤太郎

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